レシプロエンジンは機関本体の構造上、使用に伴う消耗は避けられません、今回は10数年使用のオーバーホールとなります。
シリンダーヘッドを分解清掃し各部品の磨耗を計測、磨耗の状態から修正か交換かを判断します。
インジェクションチェック、IN EXバルブなど、いろんな行程を得てリフレッシュされたシリンダーヘッド部です。
今回は、コネクティングロッド以外は新品交換いたします。
クランクシャフトもリフレッシュし、メタル関係も交換し適切なクリアランスのもと組み付けました。
タイミングギアのマークを合わせ各ギアのバックラッシュ確認します、この作業中には手を止められません。
リフレッシュされたシリンダーヘッドを適正なトルクで組上げます。