世の中には数多の中古船は有るものの、予算的に限度額が有り、自分の探している船に出会える人ばかりではありません。
当社では、現状手付かずの商品を、お客様のご予算に合わせてリメイクして納船します。
このシステムの最大のメリットは自分好みの船が手に入ることです。
具体的には、ブリッジの配置、船体の色、オーニングの大きさや高さ等、いろんな所を自分流に仕上げることが出来ます。
気楽な気持ちで、TELください。
定番のブリッジ換装です、今回はベストタイミングで中古のブリッジがあったので修正及び塗装します、アクリル窓は全部新品交換します。
下部を継ぎ足しエンジンルームとのマッチングを簡素化します、これから下地処理、塗装を行います、今日も夜間作業になりました。
船体との接合(ボルトオン)も終わり、アクリル窓のフィッティング作業中、これからピラー部(角の窓)の曲げ加工を行う為に別のスタッフが二階のエリアに行きます、私はエンジン整備中で大忙しの毎日です。
スターンのビット(綱取り)の交換も終わりデッキ周りの塗装に入ります、今回はグレー(灰色)に決まりました。
エンジンルームでは、海水取入れ口(キングストン)のバルブ交換作業中、ここは中古の場合は必ず交換しないと最悪の場合、沈没します。
年数が経つとバルブが劣化しもろくなります、狭いエンジンルーム内では気お付けないと、ついつい足で踏みつけて、壊れてしまう事が多々あります。
交換作業も終わり、これから海水ホース類の整備点検交換、海水ポンプの分解整備等順次作業を行います、日中には船体のサンディングとかFRP施工等の騒音が出る作業を行い、夜間にブリッジ内の作業やLED作業灯取り付け等を行います。
古いイケススカッパーの交換も完了。
古いスカッパーは網の目が欠損していたり、水密が悪かったりトラブルの原因です。
当社も以前から行っていた訳ではありません、オーナーの声に耳を傾け、その声に応える形で交換作業を前提におきスタッフの判断にて施工を施しています、中には現状のまま納船する事例も多々あります。
今夜はLEDデッキライトの照射範囲の確認を行い、オーナーにラインにて画像を送り確認してもらいます。
この作業は大事な事で、夜間に確認する事の難しい遠方のオーナーには喜んで頂いてます、カタログ値や身近にある他船で確認しても、分かりにくいものです。
操舵部足元は滑り止めが磨り減ります、状態を見て必要であれば、滑り止め処理も行います、今回は施工実施しました。
ついでに、船首甲板、左舷後部ブルワークも施工します。
今夜はオーニング等ステンレス加工を行いエンジンルームでは電気系統の作業の進行中です。
夜間は静かに作業出来る事だけ行う様に心がけてます。
船室及び機関室の照明も完了し床板部の寸法などの居住空間サイズをオーナーに連絡します、本船のオーナーは遠方なので現物確認出来ないため、各工程ごとに画像を送信します。